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滋賀銀、エネルギー事業子会社 「しがぎんエナジー」スタート

ニッキン

【ニッキンオンライン2024年4月2日配信】

滋賀銀行は4月1日、エネルギー事業会社「株式会社しがぎんエナジー」(滋賀県大津市、梅原大輔社長)を設立した。同社は滋賀銀が全額出資する他業銀行業高度化会社。企業向け脱炭素コンサルティングや太陽光発電所の運営などを行う。再生可能エネルギー事業への参入は、近畿地方に本店を置く銀行では初。既存の太陽光発電所を買収したり新設して発電。工場などに供給する。10年後をめどに発電能力を100メガワットに引き上げる計画。一般的な一戸建て住宅2万2000戸以上を賄える脱炭素発電となる。

梅原社長は、三重支店長からの就任。「若手職員が関連会社の代表取締役に就任するのは初のケース」(総合企画部)という。

しがぎんエナジーの概要:資本金1億円。従業員数8人。

梅原 大輔氏(うめはら・だいすけ) 79年生まれ。44歳。02年入行、総合企画部調査役、大阪支店次長、三重支店長を経て、24年4月しがぎんエナジー代表取締役社長。

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しがぎんエナジー設立式典でテープカットする久保田真也頭取(左から2人目)、梅原社長(同3人目、4月1日、しがぎんエナジー)