確かな下水道をいつまでも（その３）　官民連携で進める汚泥処理施設整備運営事業～持続可能な社会の実現を目指して～

大阪市建設局下水道部 設備課担当係長　鐘井　信行

１　はじめに

大阪市汚泥処理施設整備運営事業が２０２３年３月に業務契約を締結しました。本事業は、舞洲スラッジセンターと平野下水処理場にある汚泥処理施設の改築に加え、運転管理、保守管理、最終生成物の有効利用などを一体的に行うものです。事業の実施に当たっては、事業者の創意工夫や経験、ノウハウを活用することで、より効率的・経済的で有効性のある事業となるよう、ＰＦＩ法に基づき実施しています。