静脈産業の現在地と未来(9) 資源循環ネットワーク 彌永 冴子 ストーリー性を付加価値に変える
BtoCビジネス展開に見る再生材市場拡大の未来
直島にあるミュージアムショップには、廃材から生産したオリジナルタグ・キーホルダーが並ぶ。製造時に使用する廃材の色・柄が都度異なるため、製品のデザインや色合いも一つひとつ全て異なる。同じ棚に並ぶ、草間彌生氏の水玉模様のかぼちゃをデザインしたグッズに引けを取らないおしゃれなビジュアルに、観光客の手も伸びる。再生プラスチック材を利用した製品は、意外に身の回りに増えている。飲料ボトル、食品容器、洗剤やシャンプーのボトルなどが代表例だ。

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