プラスチック資源の適正循環を目指して(105) 横浜市初の再生プラスチック原料製造事業〈グーンの取り組み〉
廃棄物の燃料化事業を行うグーン(横浜市)は、使用済みプラスチックからプラスチック再生原料を製造する、材料から材料へのマテリアルリサイクル事業を開始した。再生プラスチック原料製造事業は、横浜市内では初となる。使用済みプラスチックは焼却処分に伴う温室効果ガスの排出、海洋プラスチック問題など地球レベルの課題となっており、わが国でも昨年4月にプラスチック資源循環促進法が施行され、対策が進められている。同社はマテリアルリサイクル開始をきっかけに、プラスチック製造・販売・物流などの事業者と連携し、排出される使用済みプラスチックの「循環の見える化」、「資源循環の形成」を実現し、脱炭素化にも貢献して行く考えだ。。(黒岩修)
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