プラスチック資源化を追求する亀岡市 分別成果を見える化 ごみ袋に再生し市民の理解深める
2020年3月、京都府亀岡市は、全国の自治体で初めて店舗等でのプラスチック製レジ袋の提供を禁止した「亀岡市プラスチック製レジ袋の提供禁止に関する条例」を施行した。同条例施行後もプラスチックごみの削減に積極的に取り組み、23年にはプラスチック資源循環法に基づく再商品化認定計画を策定。同計画が大臣認定を受け、プラスチックの資源循環を本格的にスタートさせた。回収したプラスチックは富山環境整備(富山県)と大阪和田化学工業(大阪市)により、PCR(ポストコンシューマー・リサイクル・プラスチック)材とされ、同市指定の有料ごみ袋として活用されている。市民はプラスチックごみの分別という負担を負うことになるが、分別の成果が、普段使用するごみ袋という見える形で戻ってくることで分別の取り組みに理解が生まれている。

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