3Rから循環経済へ 第18回3R活動推進フォーラム理事会・総会 3R活動推進フォーラム
3R活動推進フォーラムは19日、東京の日比谷国際ビルディングにて第18回3R活動推進フォーラム理事会・総会を開催した。
22年度は、プラスチック資源循環法が4月から実施されたことを踏まえ、法律の概要や情報提供、先進事例発表などを行うためのセミナーや勉強会を、環境省や都道府県、会員などと連携し、業界を超えたステークホルダーと共同で循環型社会構築に向けた取り組みを推進した。
23年度は、「3R」から「3R・資源循環」、「3R・循環経済」へ事業展開を拡大していくため、関係各所との情報交換や意見交換、交流を深めていく。あいさつする細田会長
当日行われた特別講演「どうする3R!!」で、国内の3Rと循環経済をめぐる動向を振り返り、3R政策の成果や産官学の連携、さまざまなステークホルダーとのパートナーシップの重要性などを説いた細田衛士会長は、「これからは、廃棄物への対処を目的とした『3R』から、廃棄物を出さないための製品やサービスを考える『循環経済』へのコミットが重要だ」と、今後の指針を示した。