アルカリ性保持しCO2固定 大成建設、コンクリ練混ぜ時に直接噴霧

大成建設は16日、コンクリート製造工程の練混ぜ時にCO2を直接噴霧しても、コンクリートのアルカリ性を保持しながらCO2を固定できる技術を開発したと発表した。「T-Carbon Mixing」と呼ばれるこの技術は、既存のコンクリート製造プラントに噴霧用のCO2ボンベやノズル等の設備を設置するだけでCO2を固定でき、その量はコンクリート1立方メートル当たり10キログラムに上るとしている。

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