減容化技術等検討WGを設置 環境省が中間貯蔵除去土壌等戦略検討会に
環境省はこのほど、中間貯蔵除去土壌等の減容・再生利用技術開発戦略検討会の下に、「中間貯蔵施設における除去土壌等の減容化技術等検討ワーキンググループ」(座長=大迫政浩・国立環境研究所資源循環領域長)を設置し、12日にその初会合をオンラインで開いた。
中間貯蔵開始後30年以内の福島県外での最終処分に向け、これまで実施してきた公募型技術実証および直轄型システム技術実証を通じ蓄積された減容化技術等について評価するとともに、実用可能な技術を抽出し、除去土壌等の減容化システムの構築に向けた技術の組み合わせや実施すべき技術実証項目を検討することが目的。
今後、分級や熱処理、安定化、最終処分、灰洗浄など具体的技術について検討し、その成果を2023年度末を目途に取りまとめ、同戦略検討会に報告する方針。