廃棄物処理業者の正しい保険の入り方（１）　アバンセ代表取締役 下村 宏和 氏に聞く　〝利益の有効活用〟という位置付けで保険に入るべき

リチウムイオン電池に起因するとみられる火災事故が頻発する中、廃棄物処理業者にとっては損害保険等を充実させる必要性が高まって来ている。火災のみならず中間処理工場などでは精密機械を導入しているところが多く、そうした機械の事故等が発生した際に備えるためにも、保険に入っていることは有益だ。しかし、まだ廃棄物処理業の中には保険についての認識が十分でない経営者も多く、保険に加入するメリットが十分に生かされていない。保険コンサルティングを行うアバンセの下村宏和代表取締役に、正しい保険の入り方などについて聞いた。