暫定税率25円廃止なら脱炭素と矛盾 政府、ガソリン価格10円引き下げへ

石破茂首相は23日にも、自民党の物価対策第1弾の提言を受け、ガソリン価格を補助金で1リットル当たり10円引き下げることを表明するが、焦点は、苦戦必至の今夏の参院選をにらんで自民党が打ち出す第2弾の提言に野党が求める消費税減税やガソリン税の暫定税率・同25円の廃止が盛り込まれるかだ。暫定税率廃止ならCO2排出量が運輸部門で7・3%、全体で1・5%増加する試算もあり、脱炭素政策と矛盾する。(小峰純)

全文を読むには
有料プランへのご登録が必要です。

記事本文残り91%

続きは有料会員にお申し込み
いただいた後、
記事をお読みいただけます。

  • 「有料会員」になると購入手続き不要ですべての記事を閲覧できます。
  • 新聞購読者の方はお得な「プレミアム会員」も選べます。
  • 初月無料で有料会員に登録できます。