骨太方針原案 24年度中にGX国家戦略 エネ基本計画、温対計画改定へ

政府は11日、月内の閣議決定を目指している「経済財政運営と改革の基本方針(骨太方針)2024」の原案を、官邸で開いた経済財政諮問会議(議長・岸田文雄首相)で示した。それによると、主な環境関係では、50年カーボンニュートラルの実現や30年度の温室効果ガス46%削減(13年度比)の目標を踏まえ、官民協調による10年間で150兆円超のGX関連投資を推進しながら、24年度中を目途に「GX国家戦略」を策定するとともに、エネルギー基本計画および地球温暖化対策計画を改定するなどとしている。岸田首相は同会議で、長期的な視点に立ち、GXなど戦略的投資を速やかに実行していくと強調した。

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