国内最大級のバイオマス専焼発電設備が運転開始 双日、苫小牧市で

双日は2日、日本製紙と共同で設立したバイオマス発電事業会社の勇払エネルギーセンター(北海道苫小牧市)で、2020年5月から建設を進めてきた国内最大級のバイオマス専焼設備の営業運転を開始した。発電出力は74・95メガワット(発電端)で、燃料は主に海外から調達する発電用木質チップとパームヤシ殻(PKS)のほか、北海道における間伐材や林地残材などの未利用資源を積極的に使用する。未利用材の活用は地域の森林環境の整備を促し、北海道における林業振興や雇用創出による地域活性化に貢献する。

国内最大級のバイオマス専焼発電設備が運転開始 双日、苫小牧市で_勇払バイオマス発電所
勇払バイオマス発電所