通学の「足」の電気、自分たちで 地域課題に取り組む山間の分校
大阪最北端、能勢町の緑豊かな山間にある大阪府立豊中高校能勢分校。生徒数80名ほどの小規模校だが、地域電力会社との連携や地域の魅力発信など、少子高齢化や若年層の人口流出などの地域課題を抱える地元能勢町の活性化にも積極的に取り組むなど、自主性を重んじた実地的な教育を展開している。最寄り鉄道駅からバスで約40分、しかも通学時間帯の運行は平日往復各1本のみという交通不便地のため、通学時の交通課題解消の一環としてe-bike(電動アシスト付自転車)の貸出利用を実施しているが、今回はその大切な通学の「足」に給電するエネルギーをできるだけ自給したいとの考えから、太陽光発電設備の設置を計画。地域で使われなくなった太陽光パネルを再利用することとし、地元地域電力の協力を得ながら、生徒たち自らリユースパネルの設置を行った。
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