AI活用の熱源自動運転システム開発 地域冷暖房向け、安定稼働、省力化を確認

高砂熱学工業と東京都市サービスは1日、近年再生可能エネルギーの調整機能としても注目されている地域冷暖房向けに、AIを活用した熱源自動運転システム「GDoc‐DHC」を開発し、国内最大級規模の地域冷暖房施設を備える東京都中央区の「晴海アイランド地区熱供給センター」で、安定稼働やオペレータの作業量が平均50%削減されるなど省力化を確認したと発表した。このシステムは、AIの一種で詳細なプログラムを記述することなく、目的に応じ最適なパラメータの組み合せを自動抽出できる「ルールエンジン」を活用したもの。今後、2030年度までに東京都市サービスの10の地域冷暖房施設に同システムを導入する予定。

全文を読むには
有料プランへのご登録が必要です。

記事本文残り59%

続きは有料会員にお申し込み
いただいた後、
記事をお読みいただけます。

  • 「有料会員」になると購入手続き不要ですべての記事を閲覧できます。
  • 新聞購読者の方はお得な「プレミアム会員」も選べます。
  • 初月無料で有料会員に登録できます。