月刊下水道2024年8月号特集/トンネル工事困難箇所の施工事例 特別企画/凝集剤の使い方
いまや都市部の地下は、モグラでさえも気軽に掘り進められない。地下街や交通インフラに加え、強靱化を図る観点から地中に移設されるようになった通信・エネルギー系インフラなどで、日本の地中は大賑わいの状態だ。そうしたなかで安全かつ正確・着実な施工が要求されるトンネル工事には、これまで以上に高度な技術が求められている。8月号では、最新DX技術などを駆使して施工困難箇所を掘り進めた実践例などを取り上げた。
また本号では特別企画として、下水処理プロセスに欠かせない凝集剤についても特集。水処理、汚泥処理工程のみならず災害時の簡易処理や合流改善としても使用される凝集剤だが、多すぎても少なすぎてもうまく機能しないことはあまり知られていない。コスト削減、環境貢献につながる、凝集剤の正しい使い方を紹介。
【特集】
■ i-Construction2.0の推進
■ 欧米のトンネル設計・施工におけるBIM導入の現状
■ ICT推進自動測量システムの果たす役割
■ その他
【特別企画】
■ 凝集剤の正しい使い方、適量の考え方
■ 現場における凝集剤選定のポイント
■ 深層学習を利用した凝集剤注入システムの開発
■ その他