CBAMに閾値を設定 小規模輸入事業者向け EU
欧州連合(EU)は18日、理事会と議会がEUの炭素国境調整メカニズム(CBAM)の手続きを簡素化するための新たな取り組みに合意したと発表した。中小企業や臨時の輸入業者の管理負担を軽減することを目的とした改定で、輸入者1人当たり年間50トンまでの輸入がCBAM規則の対象外とする閾値を設ける。合意は最終的な承認を受けた後、EU官報に掲載し3日後に発効する予定。今後、EUのCBAMは、非EU諸国における気候変動への野心を高めるためのツールとして2026年初頭に範囲の拡大を検討する予定。
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