JFEテクノリサーチ サプライチェーンのPFAS分析 ~製造から廃棄まで~「排ガス測定」市場拓く
産業の王道、鉄鋼業を母体に持つ分析企業が合併し2004年に発足したJFEテクノリサーチ。その沿革によるものか、同社は有機フッ素化合物(PFAS)対策でも骨太の構想を描き出す。水質基準となる飲用水を含む水や、人が摂取する経路となる食品・土壌が警戒されることが多いPFASに対し、同社は企業の製造過程に注目。原料や中間製品の部品・資材と、投入後のライン、最終製品といった各段階を測ることで安全性を確かめる。さらには工程で出た排水や廃材、対策に使う活性炭などの吸着材、廃棄物を焼却した排ガスまで、企業のサプライチェーンの要点を突いた一連のPFAS分析を提案する。まさに製造の〝入口から出口まで〟。産業活動の全体を捉え対策業務を強化している。
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