「石油・ガス」「石炭採掘」にGHG削減へ中期目標 みずほFG

みずほフィナンシャルグループは先月29日、2050年ネットゼロに向けた取り組みを強化するため、従来の「電力」セクターに加え、「石油・ガス」「石炭採掘(一般炭)」の2つのセクターについて、投融資を通じた温室効果ガス(GHG)排出削減の30年度中期目標を新規に設定したと発表した。

具体的には、「石油・ガス」セクターの場合、上流生産が対象事業で、スコープ1・2の排出原単位を1メガジュール当たり4・2㌘(CO2換算)、スコープ3の絶対排出量を19年度比12~29%削減としている。一方、「石炭採掘(一般炭)」セクターの場合、スコープ1・2・3の絶対排出量を、OECD諸国で30年度にゼロ、非OECD諸国では40年度にゼロとしている。