ペロブスカイト自動作製システム 産総研が開発 世界初、効率10倍
産業技術総合研究所は2日、世界で初めてペロブスカイト太陽電池のセルを自動で作製するシステムを開発したと発表した(写真)。システムで太陽電池の基板電極の洗浄から電子輸送層、ペロブスカイト層、正孔輸送層の各種材料の積層や、裏面電極の蒸着、セルの分離まで全て自動で行い、さまざまなセル作製条件での自動試作が可能となる。自動化により研究者による誤差を取り除き材料開発における評価や作製条件の検討を行う際に太陽電池性能の評価のばらつきを抑えられると期待する。1日当たりこれまでの10倍以上の数のセルをさまざまな条件で作製させられる。開発時間の短縮と研究開発の効率を高められる。
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