今年度上期環境装置受注11・4%減3235億円 産機工まとめ
日本産業機械工業会が15日に発表した今年度上半期(4~9月)の環境装置受注額によると、前年同期比11・4%減の3235億4300万円だった。
装置別では、大気汚染防止装置が電力向けの排煙脱硫装置の増加により、2・5%増の109億円6900万円、騒音振動防止装置がその他製造業向けの騒音防止装置の増加により、1・5倍強の15億700万円と増加した。
一方、ごみ処理装置は官公庁、海外向けの都市ごみ処理装置、官公庁向けの事業系廃棄物処理装置の減少により、13・6%減の2250億6600万円、水質汚濁防止装置は官公庁向けの下水汚水処理装置の減少により、8・2%減の860億100万円にとどまった。