19%増の総額7875億円を計上 環境省24年度予算概算要求 GX推進対策費に1571億円

環境省が8月31日に発表した2024年度予算の概算要求によると、前年度当初予算比19%増の総額7875億円を計上している。主な重点施策では、エネルギー対策特別会計に新たに設けたGX推進対策費に1571億円を計上。また、地域脱炭素推進のための交付金に2倍弱の660億円、一般廃棄物処理施設の整備に1・5倍弱の704億円などを充てている。さらに、脱炭素化支援機構の資金供給に財政投融資600億円、福島の中間貯蔵施設の整備等および県外最終処分に向けた除去土壌等の減容・再生利用に1008億円を要求している。一方、機構では、水道行政の一部移管に伴い、水・大気環境局に水道水質・衛生管理室の新設を要求。また、定員では、本省57名、地方事務局66名の計123名に上る増員を求めている。

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