音の波が、語ることは(8) 2月、春の音 海を歌い、考える 深海合唱団 牧野くみ 産業の発展に伴い生まれた文化の変遷に注目
北海道主導でニシンの資源回復プロジェクトが始動
“エー ヤーレンソーランソーラン ソーランソーラン
大島小島は兄弟島よ なぜにゴメ島はなれ島チョイ”
(北海道積丹町ホームページより引用)
ソーラン節の冒頭は、誰しもどこかで耳にしたことがあるだろう。かつて、ニシン漁が盛んだった北海道西部で歌われていたものが発祥だ。ニシンは2月頃に旬を迎えるため、「春告魚」とも呼ばれる。

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