水銀の大気排出 石炭ガス化複合発電を規制対象に 中環審専門委が第3次報告書
中央環境審議会(環境相の諮問機関)の有識者専門委員会は20日、水銀水俣条約を踏まえた水銀の大気排出対策に関する第3次報告書を、同日オンラインで開かれた大気・騒音振動部会に示した。それによると、石炭ガス化複合発電(IGCC)施設を規制対象に追加するほか、非鉄金属製造施設の排出基準を見直すことが適当としている。また、一般廃棄物焼却施設と非鉄金属製造施設について、連続測定法の導入を認めることが適当としている。報告書を踏まえ、環境省は今後、大気汚染防止法の施行規則を改正し、2025年10月1日から施行する予定。
全文を読むには
有料プランへのご登録が必要です。
記事本文残り77%
続きは有料会員にお申し込み
いただいた後、
記事をお読みいただけます。
- 「有料会員」になると購入手続き不要ですべての記事を閲覧できます。
- 新聞購読者の方はお得な「プレミアム会員」も選べます。
- 初月無料で有料会員に登録できます。