水銀の大気排出 石炭ガス化複合発電を規制対象に 中環審専門委が第3次報告書

中央環境審議会(環境相の諮問機関)の有識者専門委員会は20日、水銀水俣条約を踏まえた水銀の大気排出対策に関する第3次報告書を、同日オンラインで開かれた大気・騒音振動部会に示した。それによると、石炭ガス化複合発電(IGCC)施設を規制対象に追加するほか、非鉄金属製造施設の排出基準を見直すことが適当としている。また、一般廃棄物焼却施設と非鉄金属製造施設について、連続測定法の導入を認めることが適当としている。報告書を踏まえ、環境省は今後、大気汚染防止法の施行規則を改正し、2025年10月1日から施行する予定。

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