温暖化で痩せた琵琶湖のシジミ 生息地の移動などを提案 龍谷大共同研究グループ

龍谷大学先端理工学部環境生態工学課程の岸本直之教授、滋賀県琵琶湖環境科学研究センター、東レテクノの研究員らによる研究グループは共同で、湖沼の温暖化が琵琶湖の淡水シジミの生育に与える影響を評価した。培養実験と数理モデルを用いて琵琶湖の淡水シジミの挙動解析を行った結果、水温の上昇に伴って夏季のシジミの肉質部分の消耗速度が大きく、また消耗期間も長くなり、シジミの生育に負の影響を与えることが明らかになった。

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