植物繊維主原料の新素材「modo-cell」の生産体制整備 アミカテラ

アミカテラ(東京都江東区)は、植物繊維(セルロース)を主原料とするプラスチックに代わる新素材「modo-cell」(モドセル、同社商標登録)の普及拡大を図り、国内生産体制の整備を進めている。2021年10月には熊本県益城町で国内初の工場を稼働させ、modo-cellを原料としたストローの国内生産を開始。今年1月には同県水俣市で2つ目の工場が稼働、ペレットの国内製造をスタートさせた。modo-cellは「竹」「コーヒーかす」などの未活用資源から製造する環境に優しい素材として各方面で注目を集めており、利用もストローの他食器、カトラリーなどさまざまな広がりを見せている。同社は今後メーカー工場内や近郊に第3、第4の工場を稼働させ、食品、飲料等製造メーカーの廃棄物ゼロ実現を目指していく。

アミカテラ1
熊本県益城町の工場では、modo-cellを原料としたストローを生産

熊本で2工場が稼働、今後さらに拡大目指す

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