加工食品のCFP算定 農水省が月内に実証開始 イオン、セブン&アイ、明治が参加 業界策定の自主ルール案で
農林水産省は16日、加工食品を対象に、製品等のライフサイクルを通じた温室効果ガス排出量であるカーボンフットプリント(CFP)の算定実証を月内に開始すると発表した。2050年までに農林水産業のCO2ゼロエミッション化などを目指す「みどりの食料システム戦略」の一環。今回の実証では、牛乳と食用油を対象に、原材料の調達段階から廃棄・リサイクル段階までのCFPを算定し、製品の販売時に一体不可分な排出量も含める方針。CFPの算定には食品関係業界などが策定した自主ルールの案を用いる。イオン、セブン&アイ・ホールディングス、明治ホールディングスが参加し、3月までの実証結果を踏まえ、算定の課題等を検証する考え。
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