政府のGHG排出量、22年度は6・5%増の168万トン 環境省 実行計画点検結果案

環境省は15日、温室効果ガス(GHG)排出削減のための政府実行計画について、2022年度における実施状況の点検結果の案を、同日オンラインで開いた中央環境審議会(環境相の諮問機関)の有識者専門委員会に示した。21年10月に改定された現行計画では30年度までに13年度比で50%削減する目標を設定しているが、22年度における目標対象範囲の総排出量(調整後排出係数)は、前年度比で6・5%増、13年度比では23・4%減の計168万8千トン(CO2換算)だった。前年度からの増加原因として、再生可能エネルギー調達率の減少に伴うCO2排出係数の増加により、施設の電気使用に伴うCO2排出量が増加した影響が大きいとしている。

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