月刊下水道2024年2月号特集/中小規模下水道管理のヒント

「ヒト・モノ・カネの不足」が深刻化を増すなか、下水道事業は全国的に苦戦を強いられている。なかでも住民や職員数の減少が深刻な中小規模の自治体にあって、処理場や管路など下水道施設をいかに適正かつ持続的に維持管理していくかは、喫緊の課題。これまでも施設の統廃合や汚泥の共同処理など広域化・共同化が進められてきた。しかし事業環境が厳しさを増すなか、持続可能な下水道事業の実現を図っていくには、こうした取り組みをさらに推し広げていく必要がある。

そこで『月刊下水道』2月号では、中小規模下水道の管理をより効率的かつ高品質に実施していくための指針として、学識経験者による現状分析や苦言・金言、また先行自治体による取り組みの好事例などを紹介する。

【特集】

■ 国土交通省の広域化・共同化の取組み

■ 100年後の下水道を見据え今すべきこと

■ いま、中小規模下水道が「困っていること」とは?

■ 広域化・共同化と異なるアプローチでの取組み

■ 複数ある処理場のストックマネジメント

■ ICTを活用し周辺6町村の処理場を集中管理

■ 近隣町と維持管理事業者を共同で選定

■ 処理場管理のお役立ち技術

最新号『月刊下水道』(2024年2月号) 「特集/中小規模下水道管理のヒント」_