使用済み紙パンツ(紙おむつ)の循環型モデル構築目指す ユニ・チャーム 鹿児島県志布志市、大崎町と実証実験を展開
「紙パンツはサステナブルという新常識を創る」
紙パンツ(紙おむつ)など衛生用品の大手メーカーであるユニ・チャームは、地方自治体などと連携して、使用済み紙パンツの水平リサイクルなど循環型モデルの構築に取り組んでいる。2015年に使用済み紙パンツを再資源化する「RefF(リーフ)プロジェクト」を開始し、16年以降鹿児島県志布志市、大崎町と共同で実証実験を行い、未使用品のパルプと同等品質の衛生的で安全なパルプにする水平リサイクル技術を構築した。環境省では自治体・企業における使用済み紙おむつの再生利用等の取り組みをさらに拡大させ、2030年度までに実施・検討を行った自治体の総数を100自治体とすることを目標に掲げており、同社の取り組みへの関心も今後一段と高まりそうだ。

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