ロボット技術やドローン等による農業のスマート化(11/22)

農研機構はスマート農業を広く普及するため、実証地区と連携して実地勉強会を毎年開催している(主催/共催)。埼玉県深谷市では、スマート農業実証プロジェクトにおいて、「露地野菜栽培における自律走行型ロボット及びリモート圃場カメラを活用した農薬散布サービスの実証(露3C2サ)(代表機関:(有)ファームヤード)」を実施し、スマート機器の活用により農薬散布や圃場監視にかかるコストを削減するとともに、作業効率や反収を向上するという成果をあげてきた。自律走行型ロボットを用いた農薬散布代行サービスを実施している(株)レグミンは、深谷市が主催するイベント「DEEP VALLEY アグリテックアワード2020」で最優秀賞を受賞するなど、スマート農業の活用促進に大きく貢献している。
本勉強会では、このような成功例を広く横展開していくことを目的に、実証プロジェクトや活用産地支援事業に取り組んできた実証機関の構成員等を講師に迎え、露地栽培で使えるスマート農業技術(自律走行型農薬散布ロボット、ドローンによるセンシング等)についての学習機会や公的機関における取り組みを生産者や農業法人などへ提供する。加えて、前述の(株)レグミンの協力を得て、本社工場の見学や自律走行型農薬散布ロボットの現地実演会を実施する。
1)開会挨拶(13:00~13:05)
2)スマート農業技術活用促進法の説明(13:05~13:20)
農林水産省飯田聡美氏
3)講演(13:20~14:40、司会:農研機構)
・自律走行型ロボット等を活用した農薬散布サービス
(株)レグミン 成勢 卓裕氏
・ドローンセンシングデータの広域シェアリングを核とした土地利用型作物におけるデータ駆動型農業推進の取り組み
石川県農林総合研究センター 植松 繁氏
・儲かる農業都市ふかやの実現に向けたDEEP VALLEYアグリテック集積の取り組み
深谷市役所産業振興部産業ブランド推進室 福嶋 隆宏氏
・埼玉県におけるスマート農業の取り組みについて
埼玉県農林部農業支援課 安西 智美氏
4)閉会挨拶(14:40~14:45)
《マイクロバスで第二部会場へ移動(自家用車不可)15:00~15:15》
5)現地見学会(本社工場・現地圃場、15:15~16:30)(説明:(株)レグミン)
《現地見学会終了後、深谷駅、深谷市役所へ参加者を送って解散》
イベント詳細
日時 |
2024-11-22(金)開催/農研機構 13:00~16:30 |
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場所 |
(第一部)深谷市役所大会議室(埼玉県深谷市仲町11-1) オンライン併用 (第二部)(株)レグミン本社工場(埼玉県深谷市上柴町西7-16-16)、現地圃場 |
主催 |
農研機構 |
共催・後援 |
農研機構中日本農業研究センター、埼玉県、深谷市 |
定員 |
会場、Web各50名*定員になった時点で受付終了 |
お問い合わせ先 |
農研機構中日本農業研究センター櫻井民人、松崎守夫 TEL:029-838-6780、e-mail:smart-carc(at)naro.affrc.go.jp※(at)は@に書き換えてください。 |