窒素管理に関する世界の動向と国内の取り組み(11/27)
国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下、産総研)は、NEDOムーンショット型研究開発事業「産業活動由来の希薄な窒素化合物の循環技術創出―プラネタリーバウンダリー問題の解決に向けて」 の委託を受け、プロジェクトの代表機関として複数の大学および民間企業と連携し、排ガス中 NOx・廃水中窒素化合物をアンモニア資源として利用可能な形態に変換する技術を研究しています。
窒素化合物循環に関する問題は、工業、農業、環境と幅広い分野にわたる課題となっております。この度、国内における各分野において第一線でご活躍されている講師の方々にご講演いただくと共に、今後の領域間連携の端緒となることを目的としてシンポジウムを企画いたしました。
2022年3月の国連環境総会において、窒素管理の国家行動計画策定を推奨する決議がなされました。今後の対応にむけて、現在進んでいる検討を紹介すると共に、今後の方針の在り方について議論を行います。
基調講演として、環境省 水・大気環境局 環境管理課 亀井雄課長補佐に窒素管理の議論の方向性をご紹介いただきます。また、もう一つの基調講演は、窒素利用の今後の主流となることが想定されるアンモニアの燃料利用について、経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 水素・アンモニア課 西川 慶水素専門職にご紹介いただきます。その他、国内で進んでいる関連プロジェクトをご紹介いただくと共に、パネルディスカッションにて、今後の方針などについてご議論いただく予定です。
12:30~ Zoomオープン
13:00~15:55 開会、基調講演、プロジェクト紹介など
15:55~16:55 パネルディスカッション
16:55~17:00 閉会の挨拶
イベント詳細
日時 |
2023-11-27(月)開催/産総研 13:00~17:00 |
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場所 |
ハイブリッド開催 現地:東京大学生産技術研究所コンベンションホール(東京都目黒区駒場 4-6-1) |
主催 |
産業技術総合研究所 |
共催・後援 |
東京大学、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、総合地球環境学研究所、国立環境研究所 神戸大学、東京工業大学 |
定員 |
事前登録制 |
お問い合わせ先 |
MSN事務局(ムーンショット事業窒素循環PJ事務局/PM 川本徹) M-msn_secretariat-ml@aist.go.jp |