有明海の気候変動に関するシンポジウム ~気候危機時代の有明海で起こることは?~(11/30、佐賀市)
2000年の養殖ノリの色落ちや,有用二枚貝の漁獲量減少などの有明海における環境劣化について、これまで多くの研究や再生のための事業が行われきた。最近の気候変動の進展に伴い、漁業への深刻な影響がみられていることなどを鑑み、有明海において気候変動がもたらす影響に関する最新の調査研究の成果を公開し、気候危機時代の有明海に適応するためにできることを議論することで、漁業関係者や市民と問題意識の共有を図ります。
プログラム:
主催者あいさつ 矢野真一郎(九州大学大学院工学研究院教授,環境研究総合推進費1-2303「自然外力の増加に適応する水環境保全に向けた有明海・八代海等の気候変動影響評価」研究代表者)
来賓あいさつ 水谷好洋 (環境省水・大気環境局海洋環境課長)
基調講演:
中北英一(京都大学防災研究所 教授) 「気候変動と豪雨・河川流出」
話題提供:
1.山口弘誠(京都大防災研究所 准教授):有明海流域の気象特性
2.野口浩介(佐賀県有明水産振興センター ノリ研究担当係長):有明海における魚介類の現状について
3.東博紀(国立環境研究所 上級主幹研究員):有明海・八代海の栄養塩動態に外洋・気候変動が及ぼす影響(仮)
― 休憩 ―
4.木村圭(佐賀大学農学部 准教授):有明海の植物プランクトン動態について
5.徳永貴久(水産研究・教育機構 水産技術研究所 主任研究員):近年の有明海における貧酸素水塊の発生状況
6.矢野真一郎(九州大学大学院工学研究院 教授):有明海の気候変動による貧酸素への影響
パネルディスカッション
コーディネーター:矢野 パネラー:山口・野口・東・木村・徳永
閉会あいさつ 豊田一彦(佐賀大学 理事(研究・社会連携担当)・副学長)
イベント詳細
日時 |
2024-11-30(土)開催/九州大 13:30 ~16:30 |
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場所 |
会場名 佐賀大学理工学部大講義室 会場の住所 佐賀市本庄町1 佐賀大学理工学部6号館 |
主催 |
九州大学大学院工学研究院環境社会部門 |
共催・後援 |
後援:佐賀大学,環境省,国土交通省九州地方整備局,佐賀県,熊本県,一般社団法人北部九州河川利用協会,佐賀新聞 |
定員 |
定員 なし 参加費 無料 |
お問い合わせ先 |
担当:矢野真一郎 電話:092-802-3414 Mail:yano★civil.kyushu-u.ac.jp ※メールアドレスの★を@に変更してください。 |