令和5年度海洋プラスチックごみ問題に関する2つのシンポジウム(3/9)

近年、海洋プラスチックごみによる環境汚染は、生態系、生活環境、漁業、観光業等への悪影響が懸念され、重要かつ喫緊の問題となっています。この問題に対して効果的な対策を行うためには、海洋プラスチックごみの量・分布の実態把握、発生源の特定、生物への影響評価などの科学的知見が不可欠ですが、これらの情報は十分に整理・蓄積されているとはいえません。現在、世界中の多くの研究者が様々な調査や研究に取り組んでいますが、今後これまで以上にスピード感を持って研究を発展させるためには、分野間の連携を強化するとともに、新たな研究者の参入を含めた研究体制の一層の強化が必要です。このような課題認識の下、解決の一助とするため、海洋プラスチックごみ学術シンポジウムを開催します。
プログラム(予定)
※ プログラム内容や開催時間は変更となる可能性があります。
※ 各セッションは、モデレーターにより進行します。
① 9:00-9:10 オープニングセッション
・環境省からの趣旨説明
② 9:10-10:30 セッションA:動態把握と予測
・セッションモデレーター:磯辺 篤彦(九州大学応用力学研究所 教授)
・他、4名程度を公募により選定
③ 10:40-12:00 セッションB:発生源・流出経路
・セッションモデレーター:藤原 拓(京都大学 教授)
・他、4名程度を公募により選定
④ 13:15-14:35 セッションC:生物・生態系影響
・セッションモデレーター:山本 裕史
(国立研究開発法人国立環境研究所 副領域長)
・他、4名程度を公募により選定
⑤ 14:45-16:05 セッションD:代替素材・リサイクルシステム
・セッションモデレーター:吉岡 敏明(東北大学大学院 教授)
・他、4名程度を公募により選定
⑥ 16:10-16:30 クロージングセッション
・各セッションモデレーターによる総括コメント
イベント詳細
日時 |
2024-3-9(土)開催/環境省 9:00~16:30(予定) |
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場所 |
オンライン開催 |
主催 |
環境省 |
定員 |
参加費無料 定員1000名 要参加登録 |