住宅・建築物ストックエネルギー需要のモデリング と脱炭素化への応用(4/23)

2021年に閣議決定された地球温暖化対策計画では、2030年度における民生家庭部門・業務部門における二酸化炭素排出量削減目標をそれぞれ66%、51%としている。この削減目標は電力の二酸化炭素排出係数の削減による効果を含むものであるが、大幅な削減が実現可能か、実現不可能ならばどのような追加的対策が有効か、さらには、長期的にエネルギー需要はどのように変化し、電力をはじめとするエネルギー供給側にどのような影響を与えるのか、など、多くの問いを位置づける必要がある。これらの問いに対応するため、国・地域のスケールでエネルギー需要を定量化する方法が開発され、各種対策の評価に応用されている。講演では、住宅建築物ストックやひとの行動のモデリングなど、重要な方法論的発展を概観し、課題を共有する。
講 師
山口 容平
(大阪大学大学院工学研究科環境エネルギー工学専攻 准教授)
司会進行 松井孝典(行事委員・大阪大学)
イベント詳細
日時 |
2024-4-23(火)開催/環境情報科学センター 17 時 30 分〜19 時 00 分 |
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場所 |
オンライン(定数 50 名) |
主催 |
環境情報科学センター |
定員 |
参 加 費 無料(定員を超える参加希望者がある場合は、センター会員を優先させていただきます) |
お問い合わせ先 |
環境情報科学センター 環境サロン係 E-mail: memberadmin@ceis.or.jp / Tel.03-3265-3916 |