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東風西風とうふうせいふう

先月末から中央環境審議会循環型社会部会の小委員会で、静脈産業の脱炭素化に向けた議論がスタートした。今後静脈産業の脱炭素型資源循環システムを構築するための具体的な施策のあり方について議論していく。脱炭素に積極的に取り組む静脈企業を認定する制度を創設することも視野に入れているとされており、注目を集めている▼静脈産業の認定制度といえば、「優良産廃処理業者認定制度」がある。2005年にスタートした「産廃処理業優良性評価制度」を前身とし、10年廃棄物処理法改正で法律に盛り込まれ、11年からスタートした。優良認定を受けた処理業者は、許可更新期間が従来の5年から7年に延期され、許可証に優良マークが付与される▼しかし、処理業者にとってメリットが少ないということがたびたび指摘されており、18年には制度見直しの検討会が開かれ、その成果をもとに20年には許可更新時を待たずに優良申請ができるなどの改正が行われたものの、抜本的な見直しには至らなかった▼今回の脱炭素に関する認定制度は、静脈産業にとって実効性のあるものを期待したい。併せて、制度施行から12年が経過した優良産廃認定についても、より踏み込んだ見直しに踏み切ってもいい時期ではないだろうか。(心)