下水道の考えるヒント 2

本誌好評連載中の中里卓治さんによる「ティーブレイク」が新書版『下水道の考えるヒント2』として生まれ変わりました。

本書は、2009年に刊行された『下水道の考えるヒント』の第2弾となるもので、2011年3月に発生した東日本大震災・大津波・福島第一原発事故から学んださまざまな教訓を中心に紹介しています。

著者自身の「一人ではない、共に生きる」という熱い思いが本書執筆の大きなモチベーションになっていますが、その筆致には、技術者の、冷静で静かな眼差しを感じます。「ティーブレイク」を丁寧に大幅に加筆修正したことも手伝って、下水道事業者、技術者、研究者、民間事業者の若手からベテランまで、読み応え十分な一冊となっています。

【編著】中里 卓治著

【体裁】新書判、本文280ページ

【定価】913円(税込・送料別)

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