中東を脱炭素エネ輸出のハブに 岸田首相 ドーハの記者会見で強調 COP28議長国のUAEと共同声明も

16日からサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)およびカタールを訪問していた岸田文雄首相は18日、中東訪問を終えるに当たっての記者会見をカタールのドーハで行った。そのなかで、岸田首相は3カ国とも脱炭素エネルギーの輸出国に転換する強い意思があると指摘。湾岸諸国と日本がそれぞれの強みを組み合わせ、中東産油国を脱炭素エネルギーや重要鉱物を輸出する「グローバル・グリーンエネルギー・ハブ」に変えていくと強調した。また、2023年11月の国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)の議長国であるUAEと、気候変動に関する共同声明を17日に発出しており、脱炭素化等に関する協力を強化し、COP28の成功に向け、国際社会の取り組みを共に主導していくと述べた。

中東を脱炭素エネ輸出のハブに 岸田首相  ドーハの記者会見で強調 COP28議長国のUAEと共同声明も_UAEのムハンマド大統領(右)と首脳会談を行う岸田首相(写真・官邸ホームページより)
UAEのムハンマド大統領(右)と首脳会談を行う岸田首相(写真・官邸ホームページより)

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