産廃と私~弁護士50余年の歩み~ 弁護士 芝田 稔秋 第1期:生誕から司法試験合格まで(3)
1968年、30歳でついに司法試験に合格
1.書生としての仕事
(1)家庭の仕事の手伝い
元田先生の家では、自宅と事務所が一つだったので、家庭と事務所の二つの仕事があった。
家庭の仕事とは、主に奥様から指示された仕事の手伝いである。高校1年の男の子のする家の仕事は、そんなに多くはなかった。家の周りの庭の掃除、家の中の整理・整頓・掃除などである。窓を磨いたり、お使いに行ったり、風呂を洗ったり、洗濯物を取り込んだり、ゴミを出したり、炭を切ったりなどであった。

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