気候変動対策で協調へアジア輸銀間が連携 JBICが共同声明

国際協力銀行(JBIC)は16日、アジア輸銀フォーラムの第27回年次会合で、中国輸出入銀行を含むアジア各国の輸銀など10機関とともに、気候変動対策への取り組みに係るメンバー機関の協調促進を目的とした共同声明を発表した。

アジアにおける再生可能エネルギーの開発促進等に向けた連携を宣言したもので、グリーンファイナンスに関する新たな金融手法の確立等を掲げ、各国の事情に応じた対策支援の実現を目指すなどとしている。

JBICは今後も、日本の公的金融機関として、気候変動対策分野等におけるアジア諸国との経済連携の推進や日本企業の海外展開を金融面から支援していく考え。