国際標準活用等で市場創出 グリーン・脱炭素に機動的に対応 政府がインフラ輸出で新戦略骨子

政府は5日に官邸で開いた経協インフラ戦略会議(議長=林芳正官房長官)で、現行の「インフラ海外展開戦略2025」に代わる、30年を見据えた新たな戦略の骨子を決定した。それによると、主な環境関係では、グリーンや脱炭素など世界が直面している社会変革を大きな成長市場・チャンスととらえて機動的に対応し、日本と世界の持続可能な成長につなげていくと強調。具体的には、上流から下流までの全体のバリューチェーンを俯瞰したうえで、新たな市場を生み出していくための国際標準化や現地国・地域での法制度整備などのルールメイキングを推進し、特に民間企業がルール形成に参画できる国際標準の積極的活用を通じて市場の創出・展開を図るとしている。政府は年内に新戦略を策定する方針。

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