安定供給大前提の脱炭素電源へ 2点の検討事項など提示 総合資源エネ調が取りまとめ案 

総合資源エネルギー調査会(経済産業相の諮問機関)は10日、電力システム改革の検証を踏まえた制度設計ワーキンググループの第8回会合をオンライン開催し、検討の取りまとめ案を議論した。事務局の資源エネルギー庁は安定供給確保を大前提とした電源の脱炭素化に向けて①安定供給に必要となる燃料の確保②供給力確保に向けた方策――の2点の検討事項を提示した。議論を踏まえ法制上の措置も含めて必要な措置の具体化を進めていく。さらに検討していく事項については今年度中も議論を継続し、来年度以降に設置する新たな会議体に引き継ぐ。

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