ニホンウナギ脂の細胞株 無限増殖、「細胞性ウナギ肉」へ 東京都産研が樹立 

東京都立産業技術研究センターの岸野恵理子副主任研究員と三枝静江主任研究員、北里大学海洋生命科学部の池田大介准教授の研究グループは2日、絶滅が危ぶまれるニホンウナギの筋肉組織から「脂」をつくる細胞株の樹立に世界で初めて成功した。資源保護と持続可能な食料生産につなげる狙い。今後、両細胞を組み合わせた立体的な組織の構築と、ウナギ特有の風味や食感を持つ「細胞性ウナギ肉」の開発を両機関で連携して加速させる予定。

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