TCFD提言に沿った情報 21%の82社が全項目を未開示 「スコープ3」開示は48%の191社

日本取引所グループ(JPX)は20日、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言に沿った企業の情報開示に関する2022年度の実態調査結果を公表した。JPX日経インデックスを構成する400社を対象に昨年10月末時点で調査したもの。それによると、TCFD提言が開示を推奨している11項目について、102社(26%)が全項目を統合報告書などで開示している一方、82社(21%)は全項目を開示していなかった。また、「スコープ3排出量」を開示しているのは191社(48%)で、 業種別の割合では、「化学」(60%)が最も高く、「その他金融業」(20%)が最も低かった。

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