漁業などへの影響最小限 洋上風力、目標達成は可能 三菱総研試算

三菱総合研究所は4月25日、日本で洋上風力発電設備の設置を見込めるポテンシャル海域を分析した研究レポートを公表した。自然環境条件、海域利用状況、事業性という3つの観点で調べた。全ポテンシャル海域の面積は着床式で70ギガワット、浮体式で2396ギガワット相当に上った。浮体式を含む国の導入目標である2040年30~45ギガワットや、50年カーボンニュートラル実現に求められる洋上風力の導入量100ギガワット(日本風力発電協会試算)は今回の推計値の数%に過ぎず船舶航行や漁業への影響を最小限に抑えて目標を達成できるとの可能性を示した。

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