トップランナーに聞く(33) 神戸市長 久元 喜造 氏 持続可能な環境保全へ「里山SDGs戦略」推進
生態系のかく乱は人間の生活、存在に大きく影響
神戸市は生態系、生物多様性保全に向けた取り組みに注力している。2023年1月に「KOBE里山SDGs戦略」を策定。大都市と距離が近い特性を生かした里山の再生に取り組んでいる。22年8月には焼却を休止した廃棄物処理施設を有効活用した「外来生物展示センター」をオープン、市民が実際に生物を見て学べる場を提供している。また、同市単独の取り組みにとどまらず、23年9月には明石市と「生物多様性を守り育てるための連携・協力に関する協定」を締結、隣接市と一体となって問題解決に取り組む。幼いころから神戸市の自然に触れ、生物多様性等の問題に造詣の深い久元喜造市長に、同市の取り組みや今後の展望について聞いた。

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