神戸市 消化ガス発電と水素供給を事業化
神戸市は、東灘処理場の汚泥処理施設を改築更新するとともに、同処理場内で「消化ガス発電事業」と、発電した電気を用いた水の電気分解で水素を作る「水素供給事業(バイオガスステーションと併設)」を実施する。消化ガスの増量を図るため、事業系食品残渣などを受け入れて下水汚泥と併せて処理を行う計画で、下水処理場内では日本初となる産業廃棄物処分許可も取得した。事業化に当たっては、神鋼環境ソリューション、神鋼環境メンテナンス、アイテック、大栄環境の4社と契約し、改築から維持管理なども併せて一つの事業として展開して汚泥処理の最適化と効率的な運営を行う。
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