水素製造装置触媒でイリジウム95%削減 理研

理化学研究所環境資源科学研究センターの李愛龍研究員、孔爽研究員、中村龍平チームリーダーらの国際共同研究グループは10日、水電解で水素を製造するための新たなイリジウム触媒を開発したと発表した。現在、プロトン交換膜(PEM)型水電解に触媒として不可欠で、希少でもあるイリジウムの使用量を95%以上削減する。グリーン水素を製造する技術として注目されるPEM型水電解の大規模展開へ弾みとなる成果。科学雑誌Scienceオンライン版に掲載した。

新規イリジウム触媒の高角散乱環状暗視野走査透過顕微鏡
新規イリジウム触媒の高角散乱環状暗視野走査透過顕微鏡

全文を読むには
有料プランへのご登録が必要です。

記事本文残り42%

続きは有料会員にお申し込み
いただいた後、
記事をお読みいただけます。

  • 「有料会員」になると購入手続き不要ですべての記事を閲覧できます。
  • 新聞購読者の方はお得な「プレミアム会員」も選べます。
  • 初月無料で有料会員に登録できます。