心理学×環境~臨床の現場より~(40) 公認心理師、臨床心理士 松尾祥子 ホルムズ海峡の匂いの記憶
かつて臨床心理学とは、日常で意識されにくい心の深層に触れることに焦点をおいた学問でした。無意識層に蓄積された感情や記憶を扱い、目の前にいるクライアントの症状の緩和や困りごとの克服を目指して臨床技術を磨き、その応用研究を学問として蓄積してきました。あえて二元的に表現するならば、集団よりも個人が、政治や社会よりも生活や日常が重視されてきた分野であったといえるでしょう。
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