22年度の国内GHG排出・吸収量 過去最低の10億8500万トンに 世界初、海草・海藻藻場の吸収量算定
3類型の環境配慮型コンクリートでも
環境省は12日、2022年度の国内の温室効果ガス(GHG)排出・吸収量の算定結果を発表した。排出量の合計から森林など吸収源対策による吸収量を差し引いたもの。それによると、前年度比2・3%減、基準年の13年度比22・9%減の約10億8500万トン(CO2換算)となり、過去最低を記録した。また、今回の国連への報告では、世界で初めて、ブルーカーボン生態系の一つである海草藻場および海藻藻場における吸収量を合わせて算定し、計約35万トンの値を報告した。さらに、3類型4種類の環境配慮型コンクリートによる吸収量(CO2固定量)を同じく世界で初めて算定し、計約17トンの値を報告した。
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