5月の環境装置受注高 35・6%減の299億円 産機工まとめ

日本産業機械工業会が14日に発表した2025年5月の環境装置受注状況によると、同月の受注高は前年同月比35・6%減の299億3700万円だった。

装置別に見ると、ごみ処理装置は官公需、海外向け都市ごみ処理装置の減少により、46・3%減の162億8600万円、水質汚濁防止装置は機械向け産業廃水処理装置が増加したものの、海外向け下水汚水処理装置、官公需向け汚泥処理装置の減少により、2・7%減の117億6600万円、大気汚染防止装置は電力向け排煙脱硝装置の減少により、54・5%減の18億3900万円にそれぞれとどまった。一方、騒音振動防止装置はその他製造業向け騒音防止装置の増加により、48・4%増の4600万円だった。